KING SEIKO |
2000年にセイコーがかつてのモデルの復刻版として発売したヒストリカルコレクションのひとつです。 この時計の定価は15万円とすぐに手を出せる金額ではないので、購入候補にも入っていなかったんですが、とある時計屋さんで初売りの福袋として5万円で販売していました。 年末に念願の時計を購入したばかりで、資金的にちょっと苦しくて悩んだんですが、定価の3分の1という魅力と、限定品だから今後はこんな値段で買える機会はないだろうという気持ちが勝って購入しました。 |
キングセイコーといえば、国産時計の頂点に君臨していたグランドセイコーに次ぐ高級腕時計とされ、日本が世界に誇った高精度のモデルでした。 この復刻モデルは、セイコースタイルが最も強調されていた「45系」「56系」のケースデザインを採用しているとのことで、歪みのない鏡面仕上げを可能にする、セイコー独自のザラツ研磨が施されたケースはとてもキレイです。 一切の無駄を省いたシンプルなデザインは、うちのカミさんに言わせると「オヤジくさい時計」との印象があるようですが、そのシンプルさが魅力のひとつでもあります。 ’70年代のサイケな時計や文字盤に装飾を施した時計もイイですが、こういった大人の雰囲気を持った時計も好きですねぇ。 |
搭載されているムーブメントはアルピニストの復刻盤やメカSUSにも使用されている普及モデル用の4S15です。 あくまで復刻モデルということで、現行のグランドセイコーやクレドールに搭載されている高級機は使用しなかったようですが、4S15も52系の流れを汲む高制度のハイビートです。 オリジナルには及ばないのでしょうが、ケースやベルトを含め全体的に丁寧な仕上げがされていて、私が持っている他の現行国産時計と比べるとさすがに高級感があります。 そして、昔に比べ技術力が向上したことにより10気圧防水を実現しているところが嬉しい点です。 これで5万円なら、かなりお得な買い物だったと思いますよ。
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